エコシステム・マーケティング 新著

2009年を振りかえってみると、多くの会社でマーケティング予算が絞られた。
こんな時代でも、変わらず大きなイベントやプロジェクトをしかけ、成功しているところの中には、何らかのコラボレーションを行っているところが多い。

先日のコンテストなどもそうだ。今年はリーディングパートナー制度に早々と切り替え、困難な時代の中、コンテストを継続した。

今年は短期間での立ち上げだったので連携にも色々苦労があったと思うが、それぞれの企業の得意な分野を提供し、それぞれの顧客ネットワーク、リソースを相互に活用できる体制が広がってゆけば、さらに面白いものになると思う。
完全に内部の人間なので、多くを語れないのがもどかしいが、コラボなくして今年の成功はなかったと思われる。

さて、そんな中、先日のBRIDGE 2009の後の焼肉のテーブルで、本荘修二さんから新著をいただいた。

Amazonにて:コカ・コーラパークが挑戦する エコシステムマーケティング
本荘修二さんのブログ

さっそくいただいた日の翌日に読んだのだが、色々と今年の私の展開の中で考えさせられることが多く、咀嚼してからブログにアップしようと思っていたら今日になってしまった。

自分は1990年初頭よりIT系のカンファレンスだけを生業としていたため、「エコシステム」というテーマの講演は何度も開催してきた。
マイクロソフト、シスコ、SAPでも、そしてGoogleでも。
しかし、「マーケティングにおけるエコシステム」は随分と昔から形としては存在したと思うのに、提唱されて日が浅いらしい。
そういわれてみると、意味づけや効果測定等を明らかにしないまま、なんとなく他社と連携するといった時代が続いていたような気がする。

イベントなどはまさにそうだ。多くのイベントはパートナーと組んで開催し、コンテンツやサービスを提供することが多い。
しかし、メディアの一翼を担うべきコンファレンスなのに、発信に持続性がないし、双方向性がない。さらに成果もパートナー同士の中で循環していない。
何年も引き続き行われるイベントであっても、Webなども告知・集客したら終わりで循環がない。
パートナーと組むだけでは自社で行うイベントより少し大きなお祭りをしただだけで終わる。

「エコシステム」という定義を持ってくることによって、自分たちの業界も何かが変わるのではないかと思う。

「コンシューマー・エコシステム」についても、色々と紹介したいことがあるのだが、それはまた次回。


コカ・コーラパークが挑戦する エコシステムマーケティング