娘と冬の大三角を眺める
結局ホテルとビーチ以外全く出かけず、夜はクラブラウンジのベランダで星空を見て過ごす。
夕日が沈む時間から何時間いただろうか。
娘はやっぱりシリウスが好きだ。
「光り輝く」星だから、それを基点に他の星を探ってゆけるから。
東京で日々を過ごし、ビジネスの世界の「シリウス」を追い求めているような気になっていたけれど、星空を見ていると、もっと根源の部分からしっかりとした人間として生きていかなきゃな・・・なんて殊勝なことを思ったりする。
きっとまた東京に戻ると忘れてしまう気持ちなのだけど。。
娘はラウンジ内の一角にPCがあるから星座を調べてくる・・・と言ってコーナーに調べに行き、2-3枚出力して持ってきた。
「日本語のPCがあったの?」
「無かったけど、FuyunoSeizaって入れたら日本語のページがあった」
「周りの人が面白がって教えてくれたよ」
9歳でもたくましいものだ・・・親ばかながら感心した。