心の中の“銅鑼（ドラ）”を鳴らす用意はありますか

2018年4月6日

【奥田浩美ブログ】

銅鑼（ドラ）？？

みなさんは心のなかに“銅鑼”を用意していますか？
え？なんのこっちゃ？
突然こういう言葉でブログが始まりましたが、先日の打ち合わせ時に一緒にいた二人からメッセージがきました。
ミーティングの中で「自分が変わる音」がしたらしいのです。
「パチっ」て音がした
「グオオオオオオ」って音がした
というメッセージが二人それぞれからきました。
（その時のブログはこちら）。

よく、運命の音が鳴るとか、人生が音を立てて変わるという表現を聞きますが、実際に心の中で音が鳴ることがあります。

私はそういう時に銅鑼のような音がするのです。
私は人生の中で、数回そういう音を聞いたことがあります。

最初に聞こえたのは「インドに住むんだ！」と思った瞬間でした。
今でもそのシーンは覚えています。大学４年の夏休み、教員採用試験の合格通知を得て 1 週間後くらいのことだったと思います。インドに住む両親を訪ね、妹と数週間旅行をしました。ボンベイ（ムンバイ）の道端には、手足のない子供達が沢山いました。私は障害児教育を専攻していたので、自分が学んだ障害児教育と大きくかけ離れた存在の子供達に、心から驚きました。生死の境をさまよう子供達。
片や、両親が住む家に帰ると、門番やメイドがいて、アメリカ留学から帰省中の子息・子女達がいて、カルチャーショックなどというお定まりの言葉では表せない、混沌（こんとん）・混沌・混沌。
そんな中である日ムンバイの街なかで音が鳴ったのです。

じゃーーーーん！
ふと、なにかが弾けた音がしました。銅鑼なのか、なんなのかわかりませんが音がしたのです。

ここで生きよう！
じゃーーーーんん！！　って

後になって、多くの人から同じような経験をしたという声を聞きました。
ひとりやふたりではありません。
Facebookで問いかけると、かなり多くの人から、「あるある！」「あった！」という反応がありました。
・人生のギアが入った音がした
・ステージのドアが開く音がした
・関節がはまったような、ゴヅッという音がした
・組み立て家具のパーツが収まったような音がした
・カチッと小さな音がした
・ジャーンとドラのような音がした
ドラマのサウンドトラックが聞こえた」という人もいました。
本当に様々です。

自分の脳内に銅鑼を用意しているか、“音響さん”が待機していて、効果音を脳内再生しているイメージでしょうか。
つまり、五感でチャンスを感じる訓練をしている人達なんだと思います。
自分で自分の背中を押す音を用意しているのかもしれません。
この音が鳴ったら理性や理論抜きに自分が動く時期なんだと思う音を持つと人間は強くなります。
直感を実感させる訓練です

あなたの心の中には銅鑼が有りますか？
あるいは“音響さん”が待機していますか？
心の中の“音響さん”をいつでも登場させられるようにしておけば、自分で自分の背中を押せますよ。

素敵な人生、ましてやドラマチックな人生を送りたい方は心の中に“音響さん”を持つ訓練を持ちましょう。