「可愛がられる自分」はそろそろ脱ぎ捨てましょうか

「可愛がられる自分」はそろそろ脱ぎ捨てましょうか

【奥田浩美ブログ】

新しい場はチャンスに溢れている

先日、イベントの打ち合わせのために濱田真里さんと池原真佐子さんが私のところにいらっしゃしました。
濱田真里さんはこの春からお茶の水女子大学大学院でジェンダー問題の研究を始められるということで、まさにこの日が入学式の帰りでした。

そこで私がお話した内容をお二人がブログにされています。 1時間のミーティングでそれぞれが感じたことがブログになっているというのも面白いことですが、まず濱田真里さんのブログがこちら。

これ、取材とかではなく、会議の内容の議事録なんですよ(笑)

そして池原真佐子さんのブログがこちらです。

さて、背景をお話すると、新しい場所で学び始める真里さんにアドバイスした内容が中心です。
その中でも、今日は「自分を変えるには、新しい場所を利用しよう!」ということを書いてみようと思います。

新しい場に行くときこそ、自分の振る舞いを変えるチャンスです。
自分を変える方法はには3つしかない。
 場所を変える。
 時間の使い方を変える。
 誰と付き合うかを変える。
この、大前研一さんの名言をご存知の方も多いでしょう。

ただ、この名言は知っていても、具体的に場所や人を変えたからって人間は変わるでしょうか?答えはNoです。
変わったことをうまく利用して、自分が変わろうとする意識が必要だと私は思います。

新しい場所で、なりたいと思っている自分から始めよう

特に女性は10代から20代にかけて「可愛がられる」「面倒を見られる」ことによって伸びる人が大勢います。

でも、私たちは変わるのです。
その時に自然な振る舞いをしようと思っても、あなたが素晴らしい人であればあるほど、旧来の関係性の場では、上司はあなたをずっと可愛がりたがるし、面倒を見つづけたがります。
でも、それは時として「かわいい女の子であること」を続けなければいけない場になるのです。
私はそういう女性たちをたくさん見てきました。能力があればあるほどそうなりやすいのです。

新しい場所は「自然に大人の振舞ができる」自分を作るチャンスです。
過去の自分は関係ごと脱ぎ捨ててもいいんですよ。
いる場所を自分で選んで、ありたい自分の形から入ってみませんか?

新しい場所で、なりたいと思っている自分から始めましょう。
新しい場所は、そういうチャンスに溢れています。

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