夢がない=無限の可能性!焦らず、好奇心のアンテナを広げよう


夢がない=無限の可能性!焦らず、好奇心のアンテナを広げよう

2年前のこの記事が、今また拡散されているようです。

「将来の夢がないというのは悲しむことではありません。将来の夢がないというのは可能性が沢山あるということです。夢が無いと下を向くのではなくて、上を左右をきょろきょろしながら歩いてください。スピードの速い現代では、新しい仕事や新しいサービスが次から次に生まれてきます。将来の夢を絞っていなかったことが、新しい仕事に出会うことでチャンスになることもあるのです。私自身、学生時代に想像できなかった仕事についています。夢がもてなかったことで、たくさんの可能性に出会えたのです。すでに夢を持っている人はそのまま突き進んでください。夢が無い人はそのまま好奇心だけ持って突き進んでください。」

50代になって夢が増えた

50代半ばになった今、夢がありすぎて困っているなんて、当時の私には想像もできませんでした(笑)。

なぜ、夢がなかった私がこんな風になったのか?

それは、「軸を持て」とか「好きなことをやれ」と安易に言う大人の言葉を信じなくてよかったからだと思います。自分の好きなことだけを選び取ろうとすれば、嫌いなことや得意でないことはどんどん削ぎ落とされてしまいます。自分の軸を探し求めて、そうでないものを排除していけばいくほど、自分の可能性はどんどん狭まってしまうのではないでしょうか。

今の仕事は好きだったわけでも得意だったわけでもない

私が今やっている仕事は、学生時代に好きだったことでも、得意だったことでもありません。イベントが好きかと聞かれればそうでもないし、ITが得意というわけでもありません。英語だって大嫌いです。それでも、必要とされて行動し続けた結果、今のニッチな立ち位置にいる。そして天職だとまで言われています

まるで、目の前に落ちてきた色々な機会を、それが何なのかよくわからないまま、とりあえず手のひらに乗せて走ってきたような感覚です。その中で、なぜか落ちずに残ったもの、それが今の私にとっての「使命感」なのかもしれません。

好奇心のアンテナを四方八方に張り巡らせて

好きなことが見つからない人は、私みたいにもがきながら走ればいい。自分らしさって何だろう?と悩む時、嫌いなこと、できないこと、得意じゃないことを削っていくのではなく、むしろ目の前に現れたものを 拾ってみる。嫌いなものは自然と落ちていくけれど、それでも残り続けたものの中に、本当に大切なものが見つかるはずです。

最初から明確な夢を持っている人は、そのまま突き進めばいい。でも、そうでない人は、焦らず、好奇心のアンテナを四方八方に張り巡らせてみてください。意外なところに、あなただけの「夢の種」が落ちているかもしれませんよ。