愛と希望に基づき、自分の判断で動く。自分を信じる。
【奥田浩美ブログ】
社会に不安が広がる時代、私は実はとても心が落ち着いています。
なぜなら、自分の行動を自分で決めて良い時代だからです。未知のウイルスに対しての恐れは当然あります。でもその恐れに対して、自分の行動を自分で決めて実行する覚悟が認められる時代が来たからです。
3年前でしょうか、娘が高校2年の頃。
北朝鮮のミサイルが不安だった時期に、私は娘の学校を休ませました。”恐れ”を感じたからです。クラスで休んだ子は多分一人もいなくて、そして結果としては何も起きませんでしたが、娘はそこで我が家なりの判断を学んだと思います。
・我が家なりの判断をしてもいいこと
・自分が少しでも不安だと思うときに早く動いたほうがいいこと
・そして何事も起きなくて”杞憂”だと言われても、危機に対して自ら判断し続けることが大切なこと
では、好き勝手なことをしていいのか?それは違います。私がいうところの「我が家なりの判断」というのは、自分の行いが愛と希望に基づくものであればという条件を付けています。
明日は港区の公立の学校は始業式が開催されると聞いています。その判断が正しいのか、正しくないのか、中止して欲しいというような声がたくさんSNS上で上がっています。
でも、私は思います。開催されようがされまいが、自分の家の判断は自分でしていいのです。だからどちらが正しいとかではなく自分の家の判断を貫く。参加する家庭も参加させない家庭もそれぞれの判断があるのだと。
ただし、その判断は何らかの愛と希望に基づくものであれば。
自分の判断で動ける時代、それこそ今、子供にとっても学べる良いチャンスです。