人間関係は「足して80歳」を意識すると楽しい！

【奥田浩美ブログ】

異なる世代の繋がり

最近、30歳くらいの女性たちと共に沢山のプロジェクトに関わっています。
「奥田さん、どんどん繋がる人が若くなりますよね…」
と言われますが、それは若いイケメンが好きだから！…ではなく、私がある法則で意図的にそうしているからなんです。
ある法則とは
何の根拠もない法則ですが、20代の後半にふと「自分の年令と足したら80歳くらいになるような人のネットワークを意識して増やしていこう」と思ったんですよね。その時代だと55歳くらいの方々。
自分の年齢25歳＋繋がる相手の年齢55歳＝８０歳
本当にかわいがってもらいました。
その時代のことは「自分に“白羽の矢”が立つ方法」という記事にも書かれていますが、思う存分上の人の力を借りて仕事しました！
実際にこの頃に可愛がってくれた研究所長や教授や社長の方々のおかげでIT業界での起業ができた気がします。

年上の人を煙たがる若い人も多いですが、５０代になった今だからわかりますが、ある一定の大人は本当に若い人が大好きです。
何かを託したいと心から思っている人が多いからでしょう。
ですから「最近の若い人は…」とグチグチ言わない大人の近くにいるととてもいいことがあります。


で、私が決めた法則ですが、絶対こうしたほうがいいというのではなく、意外とその年齢層と繋がるのが困難なので意識して繋がるといいいよという意味で軽く読んで下さいね。


25歳くらいの方：
55 歳くらいの人と繋がると楽しいですよ。ちょっと上すぎて話が合わない？そんなことより応援される力を付けるならこの世代！

35歳くらいの方：
45歳くらいの人と積極的に繋がりましょう。少し上の絶好調な世代に追いつくべく背伸びすると同じようなレベルになれるかも。

45歳くらいの方：
35歳くらいの人と積極的に繋がりましょう。同世代と切磋琢磨しつつ、そろそろ下を育成することに目をむけて。仕事が絶好調の時こそ次世代のリーダーに目をかけよう。

55歳くらいの方：
25歳くらいの人と積極的に繋がりましょう。ずっと自分もチャレンジしたいなら、これからのびていく人のエネルギーに乗っかっちゃえ。私はいまその年代が一番楽しいです。

まあ、結論として言いたいのは、実際はどの年齢でもいいのですが、自分の繋がりって意識しないと同年代が増えがちですよね。だから意識して異なる世代とつながろうということです。

ちなみに
「80歳になったらどうするんですか？」という質問が案の定きました。
「80歳になったら0歳時をひたすら抱きしめてその子達の未来を考える。80以降になったらその分の◯◯年後にこれから生まれてくる子供達のためのことだけ考える。」というのが私の答えです！

人間は本来は異なる世代と繋がり、次世代に繋ぐために生かされているんだと思います。