NHKの朝ドラになったつもりで生きている

NHKの朝ドラになったつもりで生きている

【奥田浩美ブログ】

NHKの朝ドラ?

昨夜は、気の置けない仲間との食事会。
なんと、15品のフレンチコースに、ペアリングのワインで飲みすぎました…。

それはさておき、そこで、「私、NHKの朝ドラになったつもりで生きているんですよね。」と言ったら、
「あ!!僕もです!!」という人に初めて出会いました(笑)
Yahoo!アカデミア学長の伊藤羊一さんです。
今までは、そういうと皆にものすごく笑われるのが常でしたが、間髪入れず「あ!!僕もです!!」という返事。
そうですよね、やっぱり。
伊藤さんが何のドラマを生きているのか聞きそびれましたが、そう思うと面白い人生が送れると思いませんか?

大河ドラマ?

ちなみに、5年前くらいまでは、いつもNHKの朝ドラの主人公になった日のことを思い浮かべて生きていたのですよね。
5年前くらいまでは…というのは、最近はNHKの朝ドラになったつもりと、大河ドラマの中で生きているつもり…という2つの軸が生まれ始めました。その2つの違いは何かというと、まずは伝播される時代の幅でしょうか。
朝ドラは30-100年幅くらいですよね。大河ドラマは数百年。
いえ、生きる姿勢の違いもありそうですね。

NHKの朝ドラって私にとってはちょっと身近な存在です。例えば、もしかしたらこの私の一生が数十年後に女性の世界を切り開いたドラマになるぞ!…と思えば、毎日の自分のあり方が変わってくるというような存在。
あ、なんか困難きたぞ!
まあ、いま夏あたりの何話目だからそりゃ一大事くるよね!
というようなイメージです。
NHKの朝ドラは、幼少期から晩年まで”きちんと”生きる必要があって、一瞬の成功だけなんてまったくストーリーにならないところが面白いと思うのです。だから、困難を前に”きちんと”生きる。
一方、大河ドラマは”きちんと生きる”というより”豪快に生きる”イメージです。
私はそれほど武勇伝を残すことに興味はないのですが、自分が現在生きている世界で起きていることを大河ドラマ的視点で考えるのは大好きです。
実は、ドラマになるかどうかはどうでもよくて、ドラマのつもりで今を生きていることが好きなんです。

「人生の素晴らしさは喜怒哀楽の総量で決まる」という言葉もありますが、いずれのドラマにしても、まさにその四つがちりばめられた人生は豊かなものになるはずです。辛いことも豊かさに思えるはず。

ちなみに、最近、大河ドラマも意識してきたということは、私自身少し大きな幅をもって何かをしようと思い始めたのでしょうか。
まだそれが何かわかりませんが、西郷さんのように150年前のことでも残るような何かに向かっていると信じましょう。
(画像素材ストックサイトで「大河」と検索したら、タイガーが出てきたのでそのままその写真を使ってみますw)

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