啓明舎の先生方に感謝

啓明舎の先生方に感謝

サクラ咲く!!

カトリック校の合格が確定し、我が家の受験は終了しました。わずか3日、されど長い長い3日間でした。娘も実力を全部出し切って、納得のいく結果だったようです。

今回の娘の合格は本人の努力もさることながら、塾の先生方にサポートいただいてこその成果だったと思っています。

1月からの受験を含め、残念な結果もあり、泣いたこともありましたが、泣いた瞬間から別人のようにスイッチが入りました。(そのスイッチはどこにあったの、、早く教えてほしかった…笑)

実は娘はあえて大手の塾に通わず、文京区に1校舎だけある小さな塾(啓明舎)に通っていました。この塾に籍を置き続けた理由は、先生方がベテランの先生ばかりで「プロの職人的気質」を感じたことと、娘のおっとりとした性格でも上のクラスでどうにか頑張らせてもらえ、「寺子屋的空気」の中で、先生方に細かく目をかけてもらえたからです。

ただこの塾は2009年に、経営環境の悪化からか、別の塾に吸収合併されたり、その様子が『ガイアの夜明け』に取り上げられたり…と、普通の塾では味わえない(笑)いろいろなことが在籍中にありましたが、娘が好きな先生方が、その買収劇の中でも残って続けていらっしゃるというところで、この塾で続けていこうと気持ちを固めました。

ご存じのとおり、私の場合は、自分を含め周囲に起業家・経営者が多いので、経営統合・吸収合併がマイナスの面だけではないことがわかっていたからかもしれませんし、信じている先生方がいるのであれば、その変化の様子を見届けたいという、まるで受験生の母らしからぬ見方もあったからかもしれません。

結果的に経営母体が変わっても「プロの職人的気質」の先生方の姿勢は変わらず、今日までずっとサポートをいただきました。

この塾は、上位クラスの女の子がとても少ないため、その末席とはいえ上のクラスに身を置く娘は、いつも「私たちが、自分の満足のいく良い結果を残さなきゃ、この塾の成果を外にも見せられないし、下の学年の子達の頑張りにも響くの!」ということを言っていました。

本来はそんなことは考える必要はないことですが、寺子屋的な塾に対する愛が結果的に娘の一番のモチベーションになっていたような気がします。

おそらく母親が経営の話をいつも家でしている家庭ならではのモチベーションだったかもしれません(笑)そして、受験の期間中、なぜかずっと「算数担当のごっちゃま(後藤卓也塾長)のために頑張る」と言っていました。算数がとても苦手だったのですが、「最後のほうはずっと塾長が根気強く教えてくれたから、それに、報いる結果を残したい」とばかり言っていました。

後藤卓也先生は「秘伝の算数」等を執筆・監修された先生で、算数が本当に苦手な娘でしたが、温かい指導に包まれて、最後の2週間で親も驚くほどの力をつけてきました。過去問をやっていても、まるで別人になったのではないか…というくらいの伸びよう、おそらく受験期間中に算数の力のピークをもってこれたのではないかと思えるほどです。

そして国語は石澤大輔先生というこちらも大ベテランの先生に入塾時から長い期間教えていただいて、その先生から「国語はもう教えることはない!」という言葉をいただいてから、さらに得意科目となりました。

鶏口牛後…まさに娘の場合は大きな塾では埋もれてしまいそうな能力を、ぎりぎりでも上のクラスを保つことをモチベーションに頑張らせてもらえたことが、満足のゆく結果につながったと思います。

そして、中学受験の塾に関しても、『組織ではなく個人を見る』という気持ちから塾を選択し、プロの先生方にお任せした結果がうまく結びついたのだと思います。

初日の受験はチャレンジでしたし、すべてに合格したわけではありませんが、失敗も含め、我が家にとって最高の受験が出来たことに心から感謝します。

娘が通った塾のブログ:啓明舎ブログ

塾のHP: 啓明舎HP

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