先生からの贈り物:最後の授業が「未来」だった
【奥田浩美ブログ】
実は昨日娘にはもう一つの贈り物がありました。それが娘の高3の担任の先生からの最後のプレゼンテーションです。
その内容があまりに素晴らしく、この学校に本当にお世話になってよかった、この先生にお世話になれてよかったという内容でしたので、ブログにしたいと思います。
・特に若いうちに沢山の失敗を重ねて、自分の可能性を広げてください。
・今年、進学が叶わなかった人、それも「小さな失敗」にすぎません。チャレンジするから失敗が発生する、チャレンジに失敗はつきものです。
・これからの未来のキーワード「AI」「ブロックチェーン」「シンギュラリティ」「トランスヒューマニズム」などには敏感になってください。
・それらは経済のあり方や、働き方と大きく関わってきます。
・みんなの時代は女性でも80歳まで働くという時代が訪れるかもしれません。
・60年間という期間を働くという、みんなの親御さんと違う時代がくるのです。
・技術の進化等で20年単位の仕事を3回ほど回すような時代が来るかもしれません。
・さらに「働く」という概念が変わる可能性があります。働くってなんなの?
・働くとは何か?
・お金を稼ぐとは何か? そういうことを今よりももっと考えなければならない時代がきます。
・シンギュラリティの時代を想像してみましょう。
・働くということがお金を稼ぐことだけを目的としていた時代は終わりました。
・世の中はお金で買えない価値のあるものが増えていきます。
・ユニバーサルベーシックインカムが導入されたらあなたはどういう生活をしますか?
・自分の生き方の価値を上げるとはどういうことでしょう。
・今はまだいろいろな問題点があったりしている状況ですが、確実に流通を広げていくでしょう。
・そしてその通貨は国家という概念を変えていく可能性があります。
・ブロックチェーンの技術もこれからの社会を変えるでしょう。
・ブロックチェーンという技術はDecentrailzaion(脱中心)の社会を作ります。
・国家が管理する以外の「貨幣」が生まれてきたら、国家という形態はどうなるでしょうか。
・従来の資本主義の中心である「お金」を介在せずに成り立つ新しい「価値」のことを考えてみましょう
本を読みましょう。専門以外の本を読みましょう。
理系や文系を越えた学びがこれからは大切です。理系だからこそ多くのことに目を向けましょう。
先生のプレゼンテーションが終わりました。
先生!これはまさに私の講演そのもののような内容です!と後ろから叫びそうになりましたが、さすがに自重。
その代わりスタンディングオベーション(いや、最初から立っていたので、ただの拍手ですが…)をしました。
ミッション系の女子校の最後の授業なのに、まさかの娘のこれからの未来へ「贈る言葉」のようでした。
エストニア進学なども視野に入れた相談を先生にした際に、「それは面白い選択ですね、うちの生徒さん達にはなかなかいないので、頑張って欲しいです」と言っていただいたり、一回立ち止まって考えたいという娘の考えにも「人生は長いからそれでもいいね。先生もたくさん遠回りしてきたんだよ」というような言葉をかけてもらったりもしました。
沢山の贈り物を手に娘はこれから大海に漕ぎ出します。
先生、本当に本当にありがとうございました。
娘は先生が大好きでした。
もうひとつの贈り物
昨日娘が卒業式を迎え、夜に「卒業するあなたへ:ママから100の贈り物」というブログを書きました。実は昨日娘にはもう一つの贈り物がありました。それが娘の高3の担任の先生からの最後のプレゼンテーションです。
最後のプレゼンテーション
卒業式が終わり、生徒たちが各クラスに戻り、記念品や証書入れなどの配布などの時間に、最後に担任の先生からの「クラスのみんなに贈る最後のメッセージ」というプレゼンテーションがありました。その内容があまりに素晴らしく、この学校に本当にお世話になってよかった、この先生にお世話になれてよかったという内容でしたので、ブログにしたいと思います。
【失敗の大切さ】
・多くの小さな失敗を重ねていくことが重要です・特に若いうちに沢山の失敗を重ねて、自分の可能性を広げてください。
・今年、進学が叶わなかった人、それも「小さな失敗」にすぎません。チャレンジするから失敗が発生する、チャレンジに失敗はつきものです。
【経済の未来について】
・理系のこのクラスこそ、経済について知識を拡げることがとても重要です。・これからの未来のキーワード「AI」「ブロックチェーン」「シンギュラリティ」「トランスヒューマニズム」などには敏感になってください。
・それらは経済のあり方や、働き方と大きく関わってきます。
【人生100年】
・医療技術やテクノロジーの進化でこれから寿命は100歳ほどになっていきます。・みんなの時代は女性でも80歳まで働くという時代が訪れるかもしれません。
・60年間という期間を働くという、みんなの親御さんと違う時代がくるのです。
・技術の進化等で20年単位の仕事を3回ほど回すような時代が来るかもしれません。
・さらに「働く」という概念が変わる可能性があります。働くってなんなの?
【働くとは?】
・AI ロボットの出現により働き方は大きく変わります。・働くとは何か?
・お金を稼ぐとは何か? そういうことを今よりももっと考えなければならない時代がきます。
・シンギュラリティの時代を想像してみましょう。
・働くということがお金を稼ぐことだけを目的としていた時代は終わりました。
・世の中はお金で買えない価値のあるものが増えていきます。
・ユニバーサルベーシックインカムが導入されたらあなたはどういう生活をしますか?
・自分の生き方の価値を上げるとはどういうことでしょう。
【仮想通貨が変える国家の形】
・これまで国の元にあった国家貨幣から、仮想通貨が価値を持つ時代になってきました。・今はまだいろいろな問題点があったりしている状況ですが、確実に流通を広げていくでしょう。
・そしてその通貨は国家という概念を変えていく可能性があります。
・ブロックチェーンの技術もこれからの社会を変えるでしょう。
・ブロックチェーンという技術はDecentrailzaion(脱中心)の社会を作ります。
・国家が管理する以外の「貨幣」が生まれてきたら、国家という形態はどうなるでしょうか。
・従来の資本主義の中心である「お金」を介在せずに成り立つ新しい「価値」のことを考えてみましょう
【理系のクラスである皆へ】
・この女子校では理系のクラスは医学部や工学部などを目指す人が多いと思うけれど、これまで話してきたように、技術は国の経済のあり方を大きく変えるものになります。ですから、皆さんの「専門分野」の勉強はもちろん大切ですが、これからの時代は経済のあり方や国のあり方にも常に敏感でいることがとても大切な時代です。本を読みましょう。専門以外の本を読みましょう。
理系や文系を越えた学びがこれからは大切です。理系だからこそ多くのことに目を向けましょう。
先生のプレゼンテーションが終わりました。
先生!これはまさに私の講演そのもののような内容です!と後ろから叫びそうになりましたが、さすがに自重。
その代わりスタンディングオベーション(いや、最初から立っていたので、ただの拍手ですが…)をしました。
ミッション系の女子校の最後の授業なのに、まさかの娘のこれからの未来へ「贈る言葉」のようでした。
エストニア進学なども視野に入れた相談を先生にした際に、「それは面白い選択ですね、うちの生徒さん達にはなかなかいないので、頑張って欲しいです」と言っていただいたり、一回立ち止まって考えたいという娘の考えにも「人生は長いからそれでもいいね。先生もたくさん遠回りしてきたんだよ」というような言葉をかけてもらったりもしました。
沢山の贈り物を手に娘はこれから大海に漕ぎ出します。
先生、本当に本当にありがとうございました。
娘は先生が大好きでした。