育児の期間は「留学」と捉えればいい、だから男性もぜひ

育児の期間は「留学」と捉えればいい、だから男性もぜひ

【奥田浩美ブログ】

私のロールモデル

先日、「北欧の雷鳥になったら?と出口さんに言われた話」というブログをアップしました。
そのブログにこの写真があったと思うのですが、再びメイド服? をアップしたいのではなくて、今日はもうお一方の谷口さんの金言を紹介したいと思います。
写真は2012年の写真で私の誕生会の様子、右側が世界銀行駐日代表をされていた谷口さん、今は米州開発銀行の顧問としてワシントンにいらっしゃいます。
年齢にとらわれず、ずっと新しいチャレンジをされる私にとってのロールモデルのようなお方です。

出産して育児する期間は「留学」と捉えればいい

私は以前、Spark!という女性起業家のコミュニティを主宰していたことがありまして、そのSpark!のメンバーに谷口さんが贈った言葉です。
「出産・育児の1-2年間は、言わば育児留学期間ですから、仮に直接仕事と関係ない時間が増えても、それ以上に大きな実りが期待できると思います。」実際に世界銀行での女性の活躍はめざましく、多くの女性が第一線で活躍されています。 そういう組織にいらっしゃった代表の言葉ですからとても説得力があったのです。

つまり、「スタンフォード大に2年間通い多様性を学びました、マネジメントを学びました」といった具合に、出産から子育てにかかる1~2年を、「違う世界を学ぶ期間」と捉えればいいと。
そのお話以降、私はあらゆる場所で女性たちにこう言います。

「世の中というのは、お金か権力で動かせるものが多いですよね。でも赤ちゃんはそうはいきません。言葉も通じないわけです。つまり、どうすることもできないんです。でも、そこに学びがあり、究極のマネージメントを学べます。」と。
そういうことを話した内容がこちらの白河桃子さんとの対談にもありますので、よろしければお読みください。

記事:育児は、何百万円のリーダー研修の価値あり(プレジデントオンライン)

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